お金って何？

「お金」って毎日使っているのに、いざお金とは何か？と聞かれると意外と答えらますか？
僕たちの生活を支えるお金の仕組み、実はとてもシンプルで奥が深い。
この記事では、お金の正体を誰でも分かる言葉でスッキリ解説していきます。

「お金」ってそもそも何？
まとめ

「お金」ってそもそも何？

お金を一言で表すとーー
お金とは、モノ(食材・洋服など)やサービス(美容室・マッサージ)と交換できると、みんなが信じている道具です。
この「信じている」と言った言葉が重要で、もし、皆さんが「この紙に価値はない」と思ったら、その瞬間ただの紙切れになります。
お金は紙切れや、数字にすぎませんが、皆さんが「これに価値があるよね」と信じているからお金がお金として、成り立っています。
実際に海外のある国では、お金を刷りまくった結果、お金の信用がなくなり、紙くずよりも価値がなくなってしまうこともありました。
お金の価値＝信用×交換できる力
紙に価値があるのではなく、信用に価値があることをしっかり覚えておきましょう。

どうしてお金が必要なの？

もしお金がなかったらこんな世界になります。

★パンが欲しければ、魚を釣ってきてパン屋さんに交換してもらう。
★パン屋さんが「今は魚はいらない」と言うと、パンはもらうことができない。
★必要なものを手に入れるために毎回交渉しなければいけない。
など他にもたくさんお金が必要な理由はありますが、これだけでもかなりめんどくさいですよね。

💰そこで登場したのがお金💰
①お金があることで、誰とでも、いつでも、すぐに交換できるようになりました。
②お金は野菜などと違って腐らないので、貯金といった形で未来へ持ち越すことができる。
③お金は「食べ物、物の価値がどれくらいか」を教えてくれるものさしの役割がある。
④誰かの仕事に対しての感謝の気持ちを伝えるための手段にもなるよ。

お金の役割

お金は便利に生きるための道具として、次の3つの役割があります。

①【交換の道具】
物やサービスと交換する為に使います。
コンビニでパンを買う、美容室で髪を切ってもらうなど、物を買うとき、サービスを受けるときなどに交換することができる。

②【価値を保存する】
お金は冷蔵庫に入れなくても腐ることはありません。
魚や野菜は時間が経てば腐ってしまいますが、お金は腐ることはないので、価値を保ったまま未来に使うことができます。

③【価値をはかる物差し】
「この時計は1万円」「このバッグは3000円」といった感じで、物の価値をわかりやすく表す物差しとして使われています。

ちなみにお金には、得意なこと苦手なことがあるのはご存じですか？
得意なことは、価値を保存していつでも使えること。
苦手なことは「ほったらかし」。
お金にも働いてもらうことができ、お金自身がお金を稼ぐこともできます。
お金がお金を稼いでくれる方法は今後解説していくので楽しみにしていてください。

お金と「信用」の深い関係

冒頭でもお話しした通り、お金の正体は「信用」です。
お金の正体が信用ってどういうこと？を簡単に解説していきます。

★お店は「この1,000円ならほかの人のも渡せる」と信用してくれる
★会社は「給料をこのお金で払えばみんな受け取ってくれる」と信用している
★僕たちは「このお金を持っていれば好きなものが買える」と信じている
つまり、みんなが同じルールを信じているから、お金は社会絵回るのです。

実際に世界には「お金が信用されずに使えなくなった」国があります。
例えばジンバブエという国。
昔、ものすごい物の価値が上がり、パンが1個８万円みたいな世界になってしまいました。
１個８万円ということは、日本の平均月収が30～35万円なので、パンを3～4個しか買えなくなってしまいますね💦
そうなってしまうと、人々は「このお金価値なくない？」と気づき始め、信用がなくなり、お金はただの紙切れになってしまうことがありました。

お金の本当の姿とは一言で表すと…..
信用が入ったバケツをリレーしているようなもの。
★お店→仕入れ先へお金を渡す
★仕入れ先→従業員へ給料を渡す
★スーパーで買い物をする
このバケツの中身＝信用が満タンなのでリレーが成り立つ。

といった具合に、全員がお金を信用しているからお金がお金として成り立っているのです。