銀行にお金を預けると、なぜか少しだけお金が増えて戻ってきます。
逆に、銀行からお金を借りると、返す時には多くなっています。
「これってどういう仕組み?」
そう思ったことはありませんか?
銀行は、ただお金を保管している場所ではありません。
預金・融資・金利という仕組みを使って、私たちのお金を社会で動かし、利益を生み出します。
難しい話に聞こえますが、この話は決して難しい話ではありません。
この記事では…
🔸預けたお金はどこへ行くのか
🔸なぜ利息はもらえるのか
🔸銀行はどうやって儲けているのか
といった疑問を、わかりやすく解説していきます。
そもそも銀行って何をするところ?
銀行と聞くと、
🔸お金を預ける場所
🔸お金を下す場所
そんなイメージを持つ人がほとんどだと思います。
もちろんそれで正解なのですが、銀行の役割はそれだけではありません。
銀行とは、お金を安全に集め、必要なところへ回す役割を担う場所です。
必要なところとは…
🔸車、家が欲しい人
🔸会社、お店、事業をする人
🔸地域や社会全体へ
と言った感じで必要な人、企業へ回すといった役割です。
簡単にまとめると…
🔸お金を預かる
🔸お金を貸す
🔸お金を動かす
🔸信用を支える
この4つが大きな役割です。

預金されたお金は何に使われているの?
銀行に預けたお金は、「金庫に保管している」だけではなく、預かったお金を、お金を必要としている個人や会社などに貸し出すことで、社会を回しています。
これを【融資】と言います。
簡単に言うと、あなたが預けたお金は、誰かの「家を買いたい」「事業を始めたい」と言った希望を支えるお金になっています。
企業への融資
銀行のお金の使い道で大きいのが、企業への融資です。
会社は、
🔸新しい商品を作る
🔸お店や工場を増やす
🔸人を雇う
といったことをするために、まとまった資金が必要になります。
そのときに銀行からお金を借ります。
私たちの預金は、企業の成長や雇用を支える力として使われています。
※雇用とは「働く代わりにお給料をもらう約束」のことです。
個人向けローン
預金されたお金は、企業だけではなく個人向けのローンにも使われています。
代表的なものは、
🔸住宅ローン
🔸マイカーローン
🔸教育ローン
などです。
例えば、誰かが家を買うために借りた住宅ローン。
その元となるお金も、別の誰かの預金です。
知らないところで、私たちのお金は誰かの人生の大きな決断を支えています。
なぜ勝手に使われても大丈夫なの?
「おいおい、自分のお金なのに勝手に使われて大丈夫なの?」
と普通の人は思いますよね。
でも心配はいりません。
銀行は、
🔸すべてのお金を一度に貸し出さない
🔸返ってくる見込みのある相手にだけ貸し出す
🔸国のルールに従って管理する
といった厳しいルールのもとで運営されています。
さらに、日本には預金保険制度があり、万が一の場合でも、一定額は守られる仕組みがあります。
※預金保険制度とは、1つの銀行につき元本1,000万円+利息が守られている制度です。
銀行がつぶれても上記の金額は返ってきます。
ただし、外貨預金、投資信託は対象外になります。
銀行での投資信託は止めておきましょうの1つの理由はここにあります。

銀行はどうやって利益を出しているの?
銀行は、お店のように商品を売っているわけではありません。
それでは、どうやって利益をだしているのでしょうか?
答えはとてもシンプルです。
金利の差で利益を出している
銀行の大きな収入源は、「金利の差」です。
🔸私たちが銀行にお金を預ける
→銀行は私たちに少しの利息を払う
🔸銀行がお金を貸す
→借りた人から多めの利息をもらう
この差が、銀行の利益になります。
この仕組みを「利ざや」と言います。
例で考えてみよう
例えば…
🔸預金の金利:0.01%
🔸融資の金利:1.0%
だった場合、その差の0.99%が銀行の収入になります。
1つ1つは小さく見えても、扱う金額が大きいので、銀行は成り立っています。
手数料も大切な収入
銀行は、金利だけでなく手数料でも利益を出しています。
🔸振込手数料
🔸ATMの利用手数料
🔸ローンの手続き手数料
こうしたサービスの対価として、手数料を受け取っています。
【手数料】に関しては、投資の勉強をしていくと分かりますが、私たちにとっては敵になるので、
【手数料】という言葉はしっかり覚えておきましょう。
なぜ銀行にお金を預けると利息がもらえるの?
お金を「使わせてあげている」対価
預金とは、銀行にお金を貸している状態でもあります。
そのお礼として、利息が支払われています。
利息は、「お金を預けてくれてありがとう」といった銀行からの気持ちだと考えると分かりやすいです。
ただ、100万円預けて、年間2,000円の利息では感謝の気持ちが足りない気もしますが…
(2025年12月時点での情報です)
利息がとても少ない理由
「それにしても、利息って少なすぎちゃう?」と感じますよね。
これには理由があり、日本では長い間、金利が低い状態が続いているからです。
銀行が貸し出す金利が低ければ、預金者に払える利息も自然と少なくなります。
少し前は、銀行に預けているだけでお金が増える時代がありました。
高齢者が貯金、貯金と言って投資を嫌う理由がここにありますね。
今はその時代とは違い、預金は「大きく増やすもの」ではなく、安全にお金を保管する場所としての役割が強くなっています。
利息は「0じゃないこと」が大切
利息は少なくても0ではありません。
それは、あなたのお金が銀行を通して、社会の中で役立っている証拠でもあります。

まとめ:銀行の仕組みのポイント
🔸銀行はただお金を保管する場所ではなく、お金を集めて社会を回す役割をしている。
🔸銀行に預けたお金は、企業への融資や住宅ローンなどに使われている。
🔸預金されたお金は、仕事や雇用を生み、社会全体を支える力になっている。
🔸銀行は、預金金利と貸出金利の差(利ざや)や手数料で利益を出している。
🔸利息とは、銀行にお金を貸していることへのお礼として支払われている。
🔸日本には預金保険制度があり、万が一銀行が破錠しても元本1,000万円まで守られる。
🔸利息は少なくても、預金は安全にお金を保管する大切な役割を持っている。
🔸銀行の仕組みを知るじょとで、お金のニュースや金利の話が理解しやすくなる。
以上が銀行の役割のまとめになります。
銀行の仕組みを理解することが、将来のお金の不安を解消する1歩になります。
お金の勉強は年齢関係なく、生涯に渡って役に立ちます。
今後も一緒にお金の勉強を頑張っていきましょう。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました👍


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